西洋のストックでお味噌汁作ったらどうなるんだろう。思っちゃった以上やってみなければいけない。やらずに後悔するよりやって後悔。それがクックバズの掟。みそ汁のダシは昆布か煮干しか鰹節に決まっちょろうが!室町時代から食されてきた偉大なる日本のスープ「みそ汁」で遊んじゃいかん!と怒られそうだけどこっちも遊びじゃないんで怒られたってリンダ困っちゃう。で、用意したのはだしの入っていない信州味噌とお湯、そしてK社のチキン、ポーク、ビーフ、ベジタブル、そしてフィッシュと5種類のストックキューブ。ストックとはすなわち「ダシ」のこと。どれかはきっと味噌とあうのではなかんべか。入れてみた。溶いてみた。飲んでみた。編集部のあちこちからズズズッとみそ汁を啜る音が聞こえる。そしてあるストックを口に含んだ瞬間みなが「こっ、これは!。。。」と叫んで顔を上げ、お互いの顔を見つめた。編集部に緊張が走る。「これはうまいぞ。かなりうまいぞ」「私が作るお味噌汁より深みがあるわ」。皆がうなずく。そのストックとは〇〇〇。正解はCMの後で! なんて小賢しいことはしない。それはフィッシュストック。まるで煮干しかムール貝でとったダシのようにしっかりとした魚介のうま味が出ていてこれだけでもう立派な海鮮みそ汁が完成してしまっている。これに具材を入れたら一体どこまで美味しさがグレードアップするのだろう。今度やってみます。フィッシュがダントツに美味しかったですが、他のストックもなかなか侮れない味でイギリス人にはむしろ受けるかも。ちなみに編集部内の評価は1位がダントツでフィッシュ。2位がとてもニュートラルで美味しいという理由でヴェジタブル。3位以降は意見が分かれましたがチキン、ビーフ、そしてポークの順番となりました。ポークはそのまま豚汁になっちゃうかと期待大だったのですが意外とあっさり味となりました。皆さんのおうちにもきっとある各種ストック。そりゃ日本のダシが一番でしょうが、勇気がある方、もしくは時間を持て余している方、ぜひ一度お試しください。
フィッシュストックで海鮮風味のお味噌汁
cookbuzz編集部(T)