先日、お料理好きのイギリス人とレシピの話をしていた時のこと。私が「ポトフ」って簡単な上に身体が温まっていいよね、と言ったら彼女「ポトフってなあに?」と聞いてくるではありませんか。えっ?相当お料理するって聞いていたけどポトフを知らないの? えっへん。「ポトフとはフランスの家庭料理でお肉や野菜をブイヨンでグツグツ煮るお鍋料理だよ」ってふんぞり返り過ぎてイナバウアー状態で論じる私。もう少しで頭が地面に着きそうです。そうしたら彼女「ああ、それってポットオゥフゥーのことね!」。焦ってイナバウアーから戻る私。よく聞くとそれは「pot-au-feu」というもので「鍋や壺-の-火」、つまり鍋を火にかけてじっくり煮込む料理の総称なんですね。どっしぇー、赤っ恥かいた。謝ろうと思って彼女を見ると今度は彼女がイナバウアーしていました。ぐやぢー。一体誰? pot-au-feuをポトフ、なんてカタカナたったの3つで表して日本中に広めたのは‼ ということでフランス人にしてみれば日本のオデンも立派なポットオゥフゥーなんですってよ。寄せ鍋も石狩鍋もみんなそうね。なんだ、そう考えればポトフなんかお手のもの。ということで早速一丁作ってみました。
ソーセージと野菜のポトフ
cookbuzz編集部(T)