「りんごは医者を遠ざける」という言葉がイギリスにはあります。りんご嫌いのお医者さんがなかなか往診に来てくれないから家の中にりんごを置いておくべきではない、という意味ではありません。いかにりんごが身体に良いかということを表したもので正確には前に「1日に1個の」がつくようです。そのせいか確かにイギリスにはリンゴ好きが多いように思います。よくかじってますね。りんごにはペクチンなどの食物繊維やビタミンC、カリウムなど健康や美容に欠かせない栄養素がたっぷり詰まっているそうです。さらに血液さらさら、虫歯予防、整腸作用等が期待され、その他がんの予防にも良いとされています。だとしたらりんごはまさにスーパーフード。これからは3食リンゴにしようかな。人間の身体にとても有難い効果を色々もたらして下さる神様のようなリンゴ。そのスーパーフードのリンゴを誰だーっ!こんなに薄っぺらく切り刻んでつまようじぶっ刺してビヨ〜ンと広げてテーブル上にさらしているのは!いいのいいの。りんごも「美味しいー」の前に「かわいいー」という普段得られないエクストラの評価をいただけてきっとお喜びのはず。しかし料理人さんたちって日夜、客を驚かすことを考えているんですね。よくこんな飾り切りを思いつくものだと感心するばかり。特にこのりんごの風車は見映えがする上に特にプロのスキルを必要としない優れもののフルーツカッティング。ただりんごを1ミリ幅で素早くスライスし続ける器用さと忍耐力が要求されるのみ。時間かけ過ぎると切り終わった頃にはリンゴが酸化してまっ茶っちゃ。とっても簡単ですが切れ味鋭いナイフでの作業となるのでくれぐれも怪我にはお気を付け下さい。血みどろ風車が食卓に並んだら火曜サスペンス劇場になっちゃうので要注意ね。
アップル ウインドミル(りんごの風車)の作り方
クックバズ編集部