ネバネバがいい。ネバネバがいや。

投稿日 5 Apr. 2017
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cookbuzz 編集部

オクラ。名前が日本語っぽいのでつい日本の野菜かと思いがちですが、原産地はアフリカのエチオピアあたり。かつてイギリスの植民地だったガーナの部族語ではオクラはnkrama。これを聞き間違えたイギリス人がオクラとして世界に広めた様子。イギリスでは「Ladie's finger(婦人の指)」なんてオシャレに呼んだりするらしいけど、こんな尖がった指だとスマホでメールしづらそうだし虫に刺されて掻いたら血だらけになっちゃいそう。基本、めっぽう寒さに弱い植物なため温暖な地方でしか栽培されていません。日本に渡ったのは明治になってからで今では宮崎、鹿児島、沖縄辺りで生産されているようです。盛んに食べているのはアフリカやインド、カリブやフィリピンや日本。アメリカではほとんど南部限定の様子で主に黒人が食するのだとか。こうしてみると白人が多い地域ではほとんど食べられていない。それって手に入らないからじゃなくてオクラ独特のネバネバが原因。なんせダメよね、ネバネバが。白人にもネバっこい人いくらでもいる。自分はネバっこい性格でもネバネバを食べネバはネバーなのね。ぺふ(照笑)。ネバネバの他にジュルジュルもダメ。だからジュンサイとかモズク酢とかもダメね。美味しいのに。でも生ガキじゅるりんは大好きなんだから分かりづらい。オクラだけに限って言えば食物繊維が豊富でコレステロールを減らす効果があるとされ他にもビタミンA、B1、B2、C、ミネラル、カルシウム、カリウムなどが含まれるので夏ばて防止や整腸作用などが期待できるスーパーフードらしい。でもネバネバがあるから積極的に手を出さない様子。白人が食べないのになぜイギリスのスーパーにオクラが置いてあるかというと、それくらいイギリスには有色人種が住んでいるってことですね。我々日本人も含めて。ああ、その昔色白で透き通るような肌が自慢の美少年だった私だけど白人に言わせるとやっぱり有色人種なのね。イギリス人はあまり食さないオクラですが、幸いイギリスでは簡単に入手できます。使わない手はありません。ということでオクラのレシピ、集めてみました。よかったら覗いてみてくださいね。

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クックバズ編集部